カモミール(カミツレ)
<基本情報>
ジャーマンカモミール。
キク科の1年草で学名はMatricaria chamomilla Linne。
ジャーマンカモミールの類似品種にローマンカモミール(ローマカミツレ、Anthemis nobilis Linne)がある。
精油を0.5-0.9%程度含む。
<成分>
α-bisabolol:
抗炎症作用、鎮痙作用、静菌作用が知られている。カミツレ精油の主成分であり、精油中に78%以上含まれていると言われる。
MatricarinとChamazulene:
セスキテルペノイド。Matricarinは水蒸気蒸留中に脱炭酸反応等を経て青色のchamazuleneに変換される。ジャーマンカモミールの精油が青いのはchamazuleneによるものである。
<生薬として>
ジャーマンカモミールの頭花を生薬のカミツレという。
発汗、駆風薬として浸剤を内服、またはリウマチなどに浴湯料とする。
<食品として>
ハーブティーに多用される。期待される効果として、リラックスや消化促進、冷え症緩和、女性疾患などがある。ただし、キク科アレルギーや妊娠中の女性は飲用を控える。
秋田県の八峰町では、龍角散のど飴用の原料としてカミツレを栽培している。
<化粧品として>
カミツレエキスには消炎作用があるため、健康な肌を維持する目的で多くの化粧品に配合されている。
<陸別町での栽培歴>

・病害は少なく、比較的栽培しやすい。
・強風による倒伏に注意が必要。
・湿度が高いなどの条件が揃うと、アブラムシが発生する。